ボブ・マーリーの魅了を伝えたい!
その一心で前回の記事を書きました。
(前回の記事はコチラ)
前回は曲紹介よりも、
ボブ・マーリーの紹介の方が長くなってしまいました(笑)
ちょっと反省しています。
でも、ボブ・マーリーはそれくらい魅力が沢山あるアーティストなんです!
後編では前回伝えきれなかったボブ・マーリーの更なる魅力と、残りの曲をご紹介!
ぜひ最後までご覧下さいね!
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目次
- 1 まだまだ伝えたい!ボブ・マーリーの魅力!
- 2 ボブ・マーリーの数奇な運命
- 3 ジャマイカの人種差別
- 4 ボブ・マーリーが持つ不屈の心
- 5 ボブ・マーリーの名曲30選!後編
- 5.1 11:Hypocrite
- 5.2 12:Roots, Rock, Reggae
- 5.3 13:Give Thanks & Praises
- 5.4 14:Craven Choke Puppy
- 5.5 15:Trenchtown Rock
- 5.6 16:Natty Dread
- 5.7 17:Concrete Jungle
- 5.8 18:Who The Cap Fit
- 5.9 19:War
- 5.10 20:Thank You Lord
- 5.11 21:Don't Rock My Boat
- 5.12 22:Put It On
- 5.13 23:One Cup Of Coffee
- 5.14 24:Nice Time
- 5.15 25:Natural Mystic
- 5.16 26:Easy Skanking
- 5.17 27:One Drop
- 5.18 28:Judge Not
- 5.19 29:Simmer Down
- 5.20 30:Selassie is the Chapel
- 5.21 まとめ
- 6 コチラの記事もオススメ!
まだまだ伝えたい!ボブ・マーリーの魅力!
画像参照元:http://ur0.work/DfyC
前回かなりボブ・マーリーの魅力についてお伝えしましたが、あれだけではまだまだ足りません。
ボブ・マーリーの良さはもっともっとあります!
前回では革命家な部分についてお話しました。
後編ではボブ・マーリーの生き様についてご紹介していきましょう。
ボブ・マーリーの数奇な運命
画像参照元:http://ur0.work/Dfz8
ボブ・マーリーが生まれた国
「ジャマイカ」
かつてはイギリスの奴隷国家として、長年イギリス領でした。
しかし、1960年代に入って独立宣言をし、独立国家として新たなスタートを切りました。
そんなジャマイカは国民の多くが黒人です。
僕も一度行った事がありますが
白人や黄色人種は観光客位しかいません。殆どが黒人です。
そんな黒人だらけの国にボブ・マーリーは生まれます。
しかし、ボブ・マーリーは完璧な黒人ではありませんでした。
ボブの母は黒人なんですが、父は白人だからです。
なので、黒人よりも色が薄く、白人よりも色が濃い体色でした。
当時白人と黒人のハーフはブラウンと呼ばれ、ボブ・マーリーは両方の人種から迫害を受けるのです。
ジャマイカの人種差別
画像参照元:http://ur0.work/Dfze
今の我々には到底理解できないと思いますが、黒人の方の白人に対する迫害は本当に凄いです。
先程言いましたが、僕は一度ジャマイカに行った事があります。
他にも観光客を沢山見かけました。
そんな沢山の観光客の中に白人の観光客がいたんですが、ジャマイカ人の彼らに対する扱いは酷いものでした。
まるで腫れ物を扱うかのように白人が目の前を通ると罵詈雑言を浴びせていたんです。
この現代社会においても、ジャマイカ人は白人に対して厳しい扱いをしています。
元々は白人の奴隷国家でしたからね。
そうなってしまうのも仕方はないのかも知れません。
その代わり、同じジャマイカ人、そして黒人には凄く手厚い歓迎をします。
仲間意識も強くなるのでしょう。
でも、ボブ・マーリーは黒人の仲間には入れてもらえませんでした。
ボブには憎き白人の血が入っているからです。
しかも運が悪い事にボブ・マーリーのようなブラウンは当時ジャマイカではすごく珍しい存在でした。
なので、かなりの迫害を受けていたと聞きます。
かと言って白人の仲間にも入れて貰えません。
黒人の血が入っており、完璧な白人ではないからです。
双方から中途半端な存在として、ボブ・マーリーはかなり迫害を受けました。
それは我々が想像する事すらできないものでしょう。
でも、彼は心を折る事なく、立ち上がったのです。
ボブ・マーリーが持つ不屈の心
画像参照元:http://ur0.work/Dfzz
両方の人種から迫害を受けても、ボブ・マーリーは折れる事はありませんでした。
それどころか、その環境を音楽の力でバネにすらしたのです。
ボブ・マーリーは白人でもない、黒人でもない存在。
そんな彼が歌う平和の歌には、
「全世界の人々が人種差別をして欲しくない」
と言う願いが強く込められています。
前回の記事で紹介したOne Loveなんかがまさにそうです。
白人と黒人両方の人種から人種差別を受けた彼だからこそ、より発言に説得力が増します。
そして、音楽にも力が増します。
こういう生き様を知ってからボブ・マーリーの曲を聞くと、なんだか感慨深いものがあります。
ちなみにボブ・マーリーは世界的スターになってから、
迫害を受けたはずのジャマイカ人に対して復讐的な事は一切行いませんでした。
それどころか、貧しい国民を養ったと言われています。
なんて器の大きな人間なんでしょうか。
そんなボブ・マーリーが奏でる音楽は心を打つ物が多く存在します。
前編では人気曲を中心に紹介しましたが、後編ではあまり知られていない名曲を中心にご紹介!
ぜひ一度聴いてみて下さい!
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ボブ・マーリーの名曲30選!後編
11:Hypocrite
11曲目は「Hypocrite」です!
ボブ・マーリーの死後発売されたアルバム
「Song Of Freedom」に収録されています。
1967年にリリースされた名曲!
リメイクされたリディムなんかも有名です!
1960年代後半にジャマイカを席巻した音楽、「ロックステディ」の名曲でもありますね!
もはや美しさすら覚えるイントロは聴くだけで心癒されます!
12:Roots, Rock, Reggae
12曲目は「Roots, Rock, Reggae」です!
1976年に発売されたアルバム
「Rastaman Vibration」に収録されています。
タイトルが「ルーツ・ロック・レゲエ」ですからね(笑)
まさに「レゲエ!」って感じの曲です。
メロディも1970年代のレゲエが最も熱かった頃のレゲエ節満載!
ボブ・マーリーのレゲエを肌で感じたいのなら、ぜひとも聴いて欲しい一曲です。
Roots, Rock, Reggae (Single Version)
ボブ・マーリー & ザ・ウェイラーズ
1976/04/30 ¥250
13:Give Thanks & Praises
13曲目は「Give Thanks & Praises」です!
ボブ・マーリーの死後1983年に発売されたアルバム
「Confrontation」に収録されています。
Praisesとは神様の事。
ラスタファリアンだったボブ・マーリーにとって神様はなくてはならない存在。
そんな神様に感謝を捧げた一曲。
あまり知られていませんが、かなりの名曲です。
Give Thanks and Praises
Bob Marley & The Wailers
1983/05/23 ¥250
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14:Craven Choke Puppy
14曲目は「Craven Choke Puppy」です!
ボブ・マーリーの死後発売されたアルバム
「Song Of Freedom」に収録されています。
オリジナルのリリースは1972年!
かなり初期の頃の一曲ですね!
心地よいイントロの音は、ロックステディ時代の最高傑作と言っても過言ではありません。
僕はロックステディ時代のボブの曲ではこの曲が一番大好きです。
この曲もあまり知られていませんが、かなりの名曲です。
ぜひ聴いてみて下さい。
15:Trenchtown Rock
15曲目は「Trenchtown Rock」です!
1973年に発売されたアルバム
「African Herbsman」に収録されています。
この曲もロックステディ時代の曲ですね。
ロックステディらしい、素晴らしい仕上がりになっています。
ちなみにトレンチタウンとはボブ・マーリーが生まれ育った場所の事です。
トレンチタウンロックとはボブ・マーリーの奏でる音楽の事を指しています。
Trench Town Rock
ボブ・マーリー
1970/01/01 ¥150
16:Natty Dread
16曲目は「Natty Dread」です!
1974年に発売されたアルバム
「Natty Dread」に収録されています。
アルバムのタイトル曲にもなっているこの曲。
タイトル曲を飾るだけあって素晴らしい出来です。
ナッティ・ドレッドとはラスタマンのドレッドの事。
ラスタマンは自分のドレッドを命の次に大事にします。
Natty Dread
Bob Marley & The Wailers
1974/10/25 ¥250
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17:Concrete Jungle
17曲目は「Concrete Jungle」です!
1973年にリリースされたアルバム
「Catch a Fire」に収録されています。
「Catch a Fire」というアルバムは、ボブ・マーリーの名を全世界に知らしめたアルバムでもあります。
このアルバムの商業的ヒットで、ボブは国際的なスターになります。
そんなアルバムの一曲目を飾るこの曲。
一曲目に相応しい、レゲエ色満載の一曲です!
カッコいいの一言に尽きますよ!
Concrete Jungle (Jamaican Version)
ザ・ウェイラーズ
1973/04/13 ¥250
18:Who The Cap Fit
18曲目は「Who The Cap Fit」です!
1976年に発売されたアルバム
「Rastaman Vibretion」に収録されています。
はい、きました名曲。
これぞ名曲です。
友との友情を歌った一曲。
これを聴かずしてボブ・マーリーは語れません。
Who the Cap Fit
ボブ・マーリー
1976/04/30 ¥250
19:War
19曲目は「War」です!
1976年に発売されたアルバム
「Rastaman Vibretion」に収録されています。
バッドな感じの曲ですね~。
今なおレゲエの現場でもよく耳にする曲です。
イントロのバッドさ加減はマジでカッコいい!
レゲエ好きでなくても、このカッコよさは惹かれる筈です!
War
Bob Marley & The Wailers
1976/04/30 ¥250
20:Thank You Lord
20曲目は「Thank You Lord」です。
ボブ・マーリーの死後発売されたアルバム
「Song Of Freedom」に収録されています。
やっとこの曲を紹介できる(笑)
オリジナルのリリースは1967年。
かなり初期の頃の曲です
初期の頃の曲ですが、ボブ・マーリーの中でも至極の名曲です。
初期の頃の曲とは思えません。
完成度が高過ぎます。
Lordとは神様の事、つまりこの曲は神様への感謝を歌った一曲。
今なお数々のアーティストにカバーされている名曲です。
Thank You, Lord
ボブ・マーリー & ザ・ウェイラーズ
2005/12/12 ¥150
21:Don't Rock My Boat
21曲目は「Don't Rock My Boat」です!
1971年に発売されたアルバム
「Soul Revolution」に収録されています。
これまた初期の頃の名曲!
古きよき時代のレゲエを堪能できる一曲です。
60年代後半から70年代初頭にかけてのボブ・マーリーの曲は本当に名曲だらけです。
Don't Rock My Boat
ボブ・マーリー
1992/01/01 ¥150
22:Put It On
22曲目は「Put It On」です!
1965年に発売されたアルバム
「Wailing Wailers」に収録されています。
まだ、ボブ・マーリーがソロではなくバンドの一員として活躍してた頃の名曲!
リードボーカルを務めていたんですが、この頃から才能を感じさせてくれます。
60年代初頭に流行ったジャマイカの音楽「スカ」に乗せて、ボブ・マーリーの気持ちの良い音楽を堪能して下さい。
Put It On
ザ・ウェイラーズ
1973/10/19 ¥250
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23:One Cup Of Coffee
23曲目は「One Cup Of Coffe」です!
ボブ・マーリーの死後発売されたアルバム
「Song Of Freedom」に収録されています。
ボブ・マーリーの記念すべき2ndシングル曲!
リリースは1962年と、かなり古い一曲です!
Put It Onと同じく、スカのリズムに乗せた一曲!
心地よい音楽がたまらないですね~。
One Cup of Coffee
ボブ・マーリー
2014/03/19 ¥200
24:Nice Time
24曲目は「Nice Time」です!
ボブ・マーリーの死後発売されたアルバム
「Song Of Freedom」に収録されています。
リリースは1968年と、これまた古い時代の名曲です!
古臭さを全く感じさせませんね!
ジャマイカはロックステディ時代ですが、もはやジャンルを超越した素晴らしさを感じさせてくれます。
やっぱり天才は他とは違いますね。
Nice Time
ボブ・マーリー & ザ・ウェイラーズ
2000/01/01 ¥150
25:Natural Mystic
25曲目は「Natural Mystic」です!
1977年にリリースされたアルバム
「Exodus」に収録されています。
知る人ぞ知るボブ・マーリーの超人気曲です!
Natural Mystic、直訳すると「自然の神秘」という事です。
ラスタマンにおける自然の神秘とは「大麻」の事を指します。
ラスタ達にとって大麻は欠かせない存在なのです。
そんな大麻への感謝と愛を歌った一曲。
ジャマイカに行った時、遊びに行ったイベントでこの曲がかかった時に、会場に居る全ての人が大合唱していたのを忘れません。
Natural Mystic
ボブ・マーリー & ザ・ウェイラーズ
1977/06/03 ¥250
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26:Easy Skanking
26曲目は「Easy Skanking」です!
1978年に発売されたアルバム
「Kaya」に収録されています!
とっても気持ちの良い曲ですね!
Skankingとは、踊りの事。
踊りだす事なんてとても簡単だよ!
と、歌った一曲。
確かにこんなに楽しげな曲を聴けば、踊り出すのはとっても簡単ですね!
Easy Skanking
Bob Marley & The Wailers
1978/03/23 ¥250
27:One Drop
27曲目は「One Drop」です!
1979年に発売されたアルバム
「Survival」に収録されています。
これまた気持ちの良い一曲ですね~。
夏にピッタリな感じの一曲です!
この曲を聴いてドライブにでも行けば、気分はとっても晴れやかになるでしょう。
One Drop
ボブ・マーリー
1979/10/02 ¥250
28:Judge Not
28曲目は「Judge Not」です!
ボブ・マーリーの死後発売されたアルバム
「Song Of Freedom」に収録されています。
オリジナルリリースは1961年!
One Cup Of Coffeeよりも前のリリース曲!
つまり、この曲がボブ・マーリーの記念すべき1stシングル曲になります!
One Cup Of Coffeeを紹介しておいて、この曲を紹介しないのはダメですね(笑)
ボブ・マーリーの音楽の歴史はこの曲からスタートしました。
Judge Not
ボブ・マーリー
1962/01/01 ¥150
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29:Simmer Down
29曲目は「Simmer Down」です!
1965年に発売されたアルバム
「The Wailing Wailers」に収録されています。
ボブ・マーリーがThe Wailersというバンドの一員だった頃の曲!
The Wailersの曲の中で一番最初に大ヒットを記録した一曲です!
Skaの時代の忘れてはいけない名曲。
ぜひ聴いてみて下さい。
Simmer Down
ボブ・マーリー & ザ・ウェイラーズ
1991/01/01 ¥250
30:Selassie is the Chapel
最後にご紹介するのは
「Selassie is the Chapel」です!
1997年に発売されたアルバム
「Selassie is the Chapel」に収録されています。
最後を飾るのに相応しい一曲。
多くは語りません。
とにかく聴いてみて下さい。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
いや~。まだまだ名曲は沢山あるんですが、今回はこの辺にしておきます(笑)
魅力もまだまだ伝えたいんですけどね~。
ラスタになった経緯とか、ラスタとボブ・マーリーの関係とか。
まあ、それはまた別の機会にでもお伝えできたらと思います。
コメントも、どしどし受け付けています!
こんなアーティストを紹介して欲しい等の要望も受付中!
皆様の、あたたかいコメントお待ちしております!