どうも!こんにちは!音ハコの管理人のこれちゃんです。
さて、今回はレゲエのジャンルについてご紹介していきたいと思います。
レゲエって一言に言っても実はそのジャンルって結構多いんですよね~。
あまりレゲエに馴染みのない方からすればレゲエのジャンルがどれだけあって、どんな特徴があるのかとか分からないと思います。
そこで今回はレゲエの主なジャンルと、そのジャンルのオススメ曲をご紹介!
ジャンルの特徴も紹介していきますので一緒にレゲエを学んでいきましょう!
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目次
レゲエにジャンルは何種類ある?
レゲエには数多くのサブジャンルが存在していますが、そもそも何種類位あるのでしょうか?
これはハッキリとは分かりません(笑)
とにかく言える事はめちゃくちゃ存在しています。
皆さんがレゲエと呼ぶ物の総称はつまりはジャマイカの音楽の事です。ジャマイカで生まれた音楽の事を我々はレゲエと呼んでいます。
ジャマイカの音楽は1960年、ジャマイカがイギリスの植民地支配から解放された後に発展するんですが、音楽のジャンルがあまりにも多彩なんです。
僕はジャマイカの音楽が好きですが、その全てを把握しきれない程にジャマイカ音楽のジャンルは存在しています。ですのでレゲエという音楽のジャンルが何種類あるかと聞かれると、ちょっと分からないです(笑)
ですが、主なジャンルなら分かります。
レゲエのジャンルは主に4つ。
レゲエの最初のルーツ「スカ」
スカの発展系「ロックステディ」
ジャマイカ音楽がレゲエと呼ばれるキッカケとなった「レゲエ」
打ち込み音楽が流行り、レゲエにも取り入れられた「ダンスホール・レゲエ」
この4つが主なジャンルと言えるでしょう。この4つを知っておけば間違いありません。
それでは、この4つのジャンルを詳しく解説するとともに、オススメ曲も合わせてご紹介していきましょう。
レゲエのルーツ:Ska(スカ)
画像参照元:https://goo.gl/p2T391
まずジャマイカ音楽を語るには、このジャンルを紹介しない訳にはいかないでしょう。
スカはジャマイカ音楽の全てのルーツと言っても過言ではありません。
厳密に言うと、「カリプソ」という音楽が奴隷国家時代のジャマイカにはありました。それも間違いなくレゲエの礎になった音楽なんですが、あまりレゲエの現場で耳にする事はありません。
スカの方が間違いなくレゲエの礎になったと言えるでしょう。
スカという音楽が生まれたのには諸説あり、「奴隷国家から解放される喜びを歌った。」という説もあります。
しかし、本当のところはジャマイカ人にも分からないと思います(笑)それがリアルな音楽って証拠です。
独特のビートと裏打ちスタイルで今なお踊れる曲が非常に多い!アップテンポな曲が多いですが、中にはスローなスカも存在しています。
62年に爆発的にスカがヒットし、世界のヒットチャートにも名を連ねるほどヒットを記録。
ですが、64年にはそのブームは終息していきます。
ジャマイカンジャズとも呼ばれ、今なお多くのジャマイカ人、ならびにレゲエファンに愛される音楽。
僕も大好きなジャンルの一つです。
オススメ曲:Independent Jamaica
画像参照元:https://goo.gl/fDYFXJ
インディペンデント・ジャマイカ。そのままのタイトルですね。
ジャマイカが奴隷国家から解放された喜びを歌っており、非常に楽しげな気持ちになれます。
Lord Creatorという当時のヒット歌手の名曲で今なおレゲエの現場でよく耳にします。
聞いた事がない人はぜひ聞いてみて下さい。
Independent Jamaica
Lord Creator
レゲエ
¥250
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60年代のジャマイカ音楽:Rocksteady(ロックステディ)
画像参照元:https://goo.gl/rkeFYx
1966年になるとスカはすっかりと成りを潜めます。
代わりにジャマイカで流行するのが、この「ロックステディ」なんです。
ロックステディは一言で言えばスカを極端にソローテンポにしたメロディが特徴。
スカの裏打ちを残しながらもスローなテンポでしっとりと歌詞を歌い上げており、ジャマイカ人の音楽に対する感性の深さを感じる事ができます。
ロックステディもスカ同様にレゲエファンに根強く愛されるジャンルで今なお現場でよく耳にしますね~。スカの寿命は短かったんですが、ロックステディはかなり長い間ジャマイカの間で流行します。
そして、このロックステディが後のレゲエへと進化していくのです。
オススメ曲:Rocksteady
画像参照元:https://goo.gl/3HHWdA
今は亡きアルトン・エリスの名曲中の名曲。ロックステディという音楽ジャンルの名付け親的な曲とも言われています。
やっぱりロックステディを紹介するのなら、この曲の紹介は欠かせませんね。
いつ聞いても、何度聞いても、ヤバすぎる一曲です。
ロックステディ
アルトン・エリス
レゲエ
¥150
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ジャマイカの名前を世に知らしめたジャンル:Reggae(レゲエ)
画像参照元:http://qq1q.biz/DUZX
ロックステディを聞いてもらうと分かると思いますが、非常にレゲエのビートに似ていると思います。
初期の頃のレゲエはロックステディとあまり聞き分けがつかない位です。
両者の一番の違いは、
僕的には「思想」だと思っています。
ロックステディは只の音楽ですが、レゲエはラスタファリアンの思想を伝える音楽です。
当時のジャマイカ国民の多くはラスタファリという宗教に傾倒していました。そのラスタファリの思想をロックステディのビートに乗せて歌いだしたのが「レゲエ」なんです。
レゲエは数々のアーティストによってジャンルが確立されていき、ジャマイカ音楽はレゲエ一色になります。
レゲエの音楽的特徴と言えば裏打ちのビートでしょう。それまでも裏打ちはありましたが、レゲエでは裏打ちがより強固に現れています。
そして、ボブ・マーリーの力によってレゲエは世界的にヒットを収める音楽へと成長していくのです。
ジャマイカの内戦を終わらせる等、ボブ・マーリーは目覚ましい活躍を見せます。まさに彼は音の革命家だったのです。
オススメ曲:Roots Rock Reggae
画像参照元:https://goo.gl/ggZWw6
ボブ・マーリーを代表する一曲ですね。
レゲエの曲の中でも特にレゲエしている一曲だと思います。
聞きやすいレゲエもありますが、僕的にはこういうディープなレゲエが好きですね~。
これぞレゲエ!って感じの一曲です。
Roots, Rock, Reggae (Single Version)
ボブ・マーリー & ザ・ウェイラーズ
1976/04/30 ¥250
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80年代以降に流行したジャンル:ダンスホール・レゲエ
ボブ・マーリーの死後、レゲエは衰退の一途を辿ってしまいます。
ボブ・マーリーはレゲエという音楽にとって神様のような存在でしたからね。彼を失った損失は大きすぎたのでしょう。
レゲエが衰退していくと同時にレゲエ以外の音楽がジャマイカで盛り上がりを見せます。
それが「ダンスホール・レゲエ」です。
それまでレゲエと言えばバンド演奏が殆どでした。
しかしダンスホール・レゲエではコンピューターライズドを用いて、シンセサイザーなどで楽曲を制作します。これによってジャマイカ音楽の歴史はガラリと変わるのです。
今までのレゲエはなりを潜め、クラブで踊るようなレゲエが大流行の兆しを見せます。ボブ・マーリーの死後ラスタ人口が減った事も相まって、一気にダンスホール・レゲエが流行るのです。
ですがラスタの火は完全に消えた訳ではなく、ダンスホール・レゲエのトラックに乗せてラスタな曲を歌うアーティストも出てきました。
今ではダンスホール・レゲエがレゲエの音楽の主流になっていますが、未だにラスタの火は消えていません。これからも益々レゲエは発展していくでしょう。
もしかすると、ダンスホール・レゲエが進化したジャンルが生まれる日も近いかも知れませんね。
オススメ曲:Under Mi Sleng Teng
画像参照元:https://goo.gl/Lsv3hX
ジャマイカ音楽で初めてコンピューターの打ち込みによって制作された楽曲です。
リディム名を「Slen Teng(スレンテン)」と言い、今なお多くのレゲエファンに愛されています。
この曲が後のジャマイカ音楽の歴史をガラリと変えたのは言うまでもありません。
まさに伝説的な一曲と言えるでしょう。
Under Mi Sleng Teng
Wayne Smith
レゲエ
¥250
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
レゲエにはサブジャンルはまだまだ存在しています。
Dub Stepやジャングル、キラールーツなんかもそうですね。
とにかく多いレゲエのサブジャンル。
他のジャンルが気になった方はぜひ調べてみて下さい。どのジャンルも素晴らしい音楽ですよ。